地震のたびに思う やっぱり原発はいらない。
おすっ!つな(@tu_na_69)です(・∀・)
今年は、災害の多い年となりました。
被害を受けたみなさまに心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りします。
北海道胆振地震
9月6日 北海道で震度7の地震がありました。
ほぼ北海道の全域にわたって停電が起こるなど、かなり大きな地域での被害が出たようです。
復旧までに1週間ほど時間がかかるというような報道でしたが、8日の夜までにほぼすべての地域で電気が復旧したそうです。ただ、今回の停電の原因となっている北海道最大の火力発電所の復旧には、やはり1週間ほどの時間がかかるようです。
当面は、本州から電力を融通したり、発電できる企業からの買い取りで乗り切るため、計画停電が行われるようです。
こうした素早い連携ができるのも、東日本大震災での経験があればこそなのかなと思います。
東日本大震災の時は、わたしの住む地域でも一週間ちかく停電となりましたが、近所の人と協力し合いながらキャンプ気分で楽しく乗り切った記憶があります。
電気が通らない、お店に商品が足りないなど不便があると思いますが、復旧作業も進んでいるはずなので、被災地のみなさま体調に気を付けて無理せずにお過ごしください。
地震の度に思うこと
地震が起こるたびに、いつも思うことがあります。
やっぱり原発は要らない。
東日本大震災の後にもいくつか大きな地震がありました。2011年は長野県でもいくつか大きな地震が起こっています。2016年には熊本で最大震度7の地震が起こっています。
今年は6月にも大阪で最大震度6弱の地震がありました。
そしてつい先日、大型台風が通過したばかりの北海道で最大震度7の地震がありました。北海道では観測史上最大の大きさだそうです。北海道には、古宇郡泊村に原子力発電所があります。現在は、2012年から稼働を一時停止しています。
この原発が稼働していなくてよかった。
東日本大震災の時に、地震だけでなく大きな津波が襲い、東北の人たちはとても不安になりました。
それから、電気が復旧してテレビが伝えたのは福島の原発事故のニュースでした。当時のわたしは、それがどういうことなのかよくわかっていませんでしたが、まわりの大人の様子やニュースを聞いていて、なにかとてもよくないことが起こったのだとわかりました。この時は、沿岸に住んでいる身内が被災して、何日も連絡が取れなかったりしていたのでとても心配でした。
地震も津波も東北に大きな傷跡を残し、東北は多くのものを失いました。それでも、なんとか復興に向かって進んでいます。その中で、同じように復興を進められない地域があります。
そこに住んでいた人たちは、突然に故郷を追われ、もう二度と戻れないと言われました。それがどれほど辛いことだろうと思います。
「原発事故がなければ…」という言葉を聞くのは辛いです。
本当にその通りだと思うから。
先日、福島第一原発で避難された方々のその後を追った番組を観ました。新しい場所で新しい生活を始めても、未来への希望を見いだせない人たちがたくさんいるのだと知りました。過去の辛かったことだけではなく、未来にも希望が見えない時に、人は生きる力を奪われることがあるのだと、その医師が語っていました。
過去のトラウマに苦しむ「フラッシュバック」に対して「フラッシュフォワード」というそうです。チェルノブイリの原発事故の時に被災者に同じような心理現象があったそうです。
未来に希望が持てない。
それどころ、未来を考える時に絶望的な気持ちになる。
苦しいですね。
日本が原発を推進しているのは、電力のことばかりではなく国としてのいろんな考えがあるのだと思います。
それでも、こうした番組を見るたびにいつも思います。
やっぱり原発は要らない。