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『がっちりマンデー!!』で紹介されたスゴイ社長が選ぶ 私の1冊とは?

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おすっ!つな(@tu_na_69)です(・∀・)

がっちりマンデーで紹介された「スゴイ社長さんたちの選ぶ私の1冊」をまとめてみました。

 『がっちりマンデー!!』は、TBS系列で、毎週日曜の午前7:30 - 8:00に放送されている生活情報バラエティ番組。ちなみに、 正式タイトルは『応援!日本経済 がっちりマンデー!! 日曜に勉強!月曜から実践!』です。

録画してみてます。

2週連続で放送されたスゴイ社長たちが大集合!!の新年会スペシャルで「スゴイ社長が選ぶ 私の1冊」が紹介されました。日本を代表するスゴイ社長さんたちは、どんな本を読んでいるのでしょうか。

 

ニトリ・似鳥昭雄社長の1冊

似鳥社長は、国内だけでなくアジアなど海外にも店舗を構える大手家具チェーン店・ニトリを一代で築き上げたスゴイ社長。わたしも「おねだん以上、ニトリ!」によく遊びに行きます。

北海道のご自宅とは別に、東京のマンションにお住まいの似鳥社長。この日は、北海道から奥様もいらしてました。

本が好きな似鳥社長は、月に2~3回は書店へ出かけて10冊くらい購入しているそうです。

マンションの廊下に備え付けられた3つの本棚には、本がびっしり。

ビジネス書のほかにゴルフ本や三国志など、ほかに「男のマナー講座」や「ファッション講座」なども。社長として、身だしなみも大事にしているんですね。

自宅のほかに、会社にも100冊ほど本を置くなど、いつでもどこでも本を読んでいる似鳥社長。中でも、繰り返し読みたい本は寝室のタンスの上に並べてあるそうです。

ここには、ユニクロやZARAなどライバル社の本もずらり。常に研究しているんですね。

そんな似鳥社長の「私の1冊」こちら。

渥美俊一『チェーンストアの能力開発の原則』

 著者の渥美俊一さんは、日本にチェーンストアの経営システムを紹介し、広めた方です。チェーンストア経営研究団体ペガサスクラブを主宰し、似鳥社長も渥美さんのもとでチェーンストアの経営を学びました。

渥美さんの教えは、似鳥社長にとってビジネスの大きな基盤となっているんですね。この本、どこかで見たことあると思ったら、お父さんの本棚にも渥美俊一さんの本がずらりと並んでいました。

旭酒造・桜井博志会長

桜井会長は、それまでの酒造りの常識をくつがえす新しいやり方で、純米大吟醸「獺祭(だっさい)」を生み出したスゴイ社長。

 

山口県岩国市の酒造メーカー・旭酒造は、それまでの杜氏制ではなく社員が酒造りに取り組むという新しい酒造りと問屋を通すやり方ではなく、正規販売店のみで取り扱う販売方法で酒造メーカーの可能性を広げています。

美味しいお酒ってどんなものか想像つきませんが、これは二十歳のお祝いに、いただいてみたい(・∀・)

桜井会長のご自宅は、岩国市で4番目の高さを誇る本社ビルの最上階にあります。窓からは一面岩国の山並みが見渡せる解放感あふれるながめでした。いいなぁ。

桜井会長は月に5~6冊本を読むそうで、リビングの壁一面を占める本棚には『WORK SHIFT』『やり抜く力』などビジネス書のほかにミステリーやサスペンスなどずらり。

ちなみに、愛読書『坂の上の雲』に出てくる「獺祭」のことばが名づけのヒントとなったそうです。

古い本も何冊かありました。酒造りの基礎が書かれているという『清酒製造技術』という専門書は、いくつもラインが引かれ、よく読みこまれているのが伝わりました。

迷った時にはこの本を読んで、何度も基本を確認しているそうです。

旭酒造・桜井会長の私の1冊はこちら。

日下公人『発想の極意』

著者は日本長期信用銀行取締役。桜井会長はこの本からビジネスに必要な発想力や直感力のヒントを得ているそうです。

清酒製造の本を何度も繰り返し読むような「基礎力」と「発想・直感力」が成功のカギなのかなと感じました。

HIS・ハウステンボス・澤田秀雄社長

澤田社長は、2010年経営破綻に陥ったハウステンボスをV字回復させたスゴイ社長。

東京都内のご自宅は、まるで豪華ホテルのような造りでした。旅行や仕事で出かけた土地でボールペンを買い集めるのが趣味だそうで、大砲型の変わったボールペンなどありました。

 

地下の一室が本棚になっていて、健康の本や歴史小説、倒産をテーマにした本など、いろんな本がありました。

ハウステンボス・澤田社長の私の1冊はこちら。

中村天風『運命を拓く』

松下幸之助や京セラ創業者の稲盛和夫、大谷翔平も影響を受けたと言われる中村天風の著書。今回初めて名前を聞いて調べてみましたが、壮絶な人生を送っていらっしゃる方です。

星野リゾート・星野佳路社長

星野佳路社長は、土地や建物を所有せずに運営に特化しリゾート経営で躍進しているスゴイ社長。

軽井沢のご自宅は、自然に囲まれた山小屋ロッジ風の癒しのおうちでした。

倉庫の中にある本棚は、マーケティングや戦略などビジネス書を中心にたくさんの本がきれいに並べられていました。星野社長は慶應義塾大学を卒業後、アメリカコーネル大学へ留学経験もあり、海外のビジネス書もたくさん並んでいました。

自分のテーマを解決してくれる「これだ!」という本を見つけると、その本をマニュアルのように何度も読むそうで、『1分間のエンパワーメント』という本は、たくさんの付箋とラインが引かれ、ページの中にもメモがびっしり書き込まれてボロボロ。何度もくり返し読んでいる大事な本だとわかります。

星野社長の私の1冊はこちら。

マイケル・ポーター『競争の戦略』

マイケル・ポーターはハーバード大学経営大学院教授。星野社長は、この本を読んでビジネスで大事なことは「何をやるか」よりも「何をやらないか」決めることだと学んだそうです。深い言葉ですね。

また本を読むことについて、迷った時に自分の直感だけに頼るのではなく、データに導かれたビジネス書は「間違いのないもの」として信頼できる手本であるといいます。

スゴイ社長は歴史小説を愛読

スゴイ社長さんたちの本棚に共通していたのは、歴史小説。

中国の三国時代を舞台にした歴史大作『三国志』や司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』『竜馬がゆく』など、社長さんたちは歴史小説をよく読まれているのだなと思いました。

ハウステンボスの澤田社長は、国が栄えたり滅びたりする内側にある人間のドラマは会社経営と重なるものがある、というようなことを話していて、なるほどと思いました。

まとめ

スゴイ社長さんたちは、忙しそうなのに読書家が多く意外でした。

時間を上手に使い本を読む時間を作っているのだろうな。

今回、スゴイ社長さんの本棚から見えてきたビジネスを成功させるポイントをまとめてみました。

  • 基礎・基本を繰り返し確認する
  • 信頼できるデータを基礎にした直感力
  • ビジネスは歴史に通じる

歴史小説は、読んだことのないジャンル。三国志の漫画がお父さんの本棚にあったような・・・。みなさんも読書の参考にどうぞ。